おはようございます。
今日はセラミックについての話です。以前も書きましたが、セラミックは銀歯に比べ虫歯になりにくい素材です。それは表面の性状がプラーク（歯垢）が付着しにくい事やそれ以外にも熱膨張という現象が関係しています。
歯と被せ物は熱い飲み物などを飲むたびにごくわずかに膨張しその後また元の寸法に戻ります。その際に銀歯の場合は、歯と銀歯の熱膨張係数が大きく異なるため長期間繰り返す間に微量の隙間が生じそこから虫歯になる場合があります。
一方セラミックは歯と熱膨張係数が近似しているため、長期間のお口の中の温度変化に対して銀歯のような隙間ができにくく虫歯になりにくいということが分かっています。
ただし、、
いくら虫歯になりにくいセラミックといえども、プラークがつきっぱなしになっていれば、セラミックと歯の間はならなかったしても歯が虫歯になります。
たまにセラミックが虫歯になりにくいからとセラミックを入れたあとに、しばらくして拝見するとべっとりとプラークが残っている方がいらっしゃいます。
勘違いしてほしくないのは、部分的なセラミックの被せ物の場合は健康な歯が多く残っています。あくまで、虫歯になりにくいという話はセラミックと歯との接合部の話であって、それ以外の健康な歯の部分はそれまでと同様にプラークがついたままでは容易に虫歯になります。
いい被せ物をすることもとても大事な虫歯対策ですが、それと平行して毎日の歯磨きが一番基本的な対策ですので歯医者さんにて衛生士さんと一緒に磨き方のチェックして大事な歯を守っていきましょう！
痛みのない快適な治療とおもてなしの時間を目指しています。
虫歯や歯周病にならないような予防に力を入れています。また、お口の衰えから全身の不調につながらないように口腔機能の管理や訓練も日々行っております。
各種保険診療の他にもセレック、セラミック、インプラント、ホワイトニング、歯周組織再生療法等もおこなっております。
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アサオ歯科医院
