おはようございます。GWも真っ只中ですね〜
私は普段できないような片付けをしたり、海でSUPをのんびりしたりと自由に過ごしています。
さて今日のコラムは糖尿病と歯科の関連性についてです。先日このような記事見つけたので紹介します。
薬物療法以外に、運動療法は糖尿病の改善に大きな効果があります。262名の2型糖尿病患者に対して行われた米国の研究では、1週間に2、3回で合計150分の有酸素運動と筋肉トレーニングを毎週行うと、3ヶ月でHbA1cが約0.3%改善したことが報告されています。この運動プラグラムに比べ、歯周治療のSRP(クリーニング)は0.4%と運動療法よりも大きな改善率であった。
すごいことですね〜
運動療法よりも歯周病治療の方が大きな効果があるのですね!
歯周病があるとなぜ糖尿病に影響を与えるのでしょうか?
歯周病とは歯の周りの骨が溶ける病気です。まず、食べかすがそのままになっていると、プラークというねばねばしたものに変わります。そのプラークにはすごい数の菌がいます。その菌が歯茎の下に潜っていこうとして歯茎の溝(ポケット)を深くしていきます。
ポケットの内部は潰瘍のようになっていてます。余談ですが歯周病の方の歯茎の溝の中の潰瘍を全て伸ばしたとすると、手のひらくらいの大きさになるそうです!
そのくらいの大きさの潰瘍を歯石や汚れを取ることで改善することで、全身的なインスリン抵抗性(血中の糖が取り込まれない状態=高血糖)が改善することがわかっています。
近年医科のほうでもこの重要性がよく話題となっていて、
糖尿病の患者について、歯周病の診断と治療のため、歯科を標榜する保険医療機関への受診を促すことというような勧告が国からでているとききます。今後は医科から、歯科への紹介も増えてくるかと思います。
糖尿病の既往をお持ちの方は是非歯周病治療を行って数値を少しでも改善するようにしていきましょう!私たちがそのお手伝いをします。
新潟市中央区上大川前通り6番町1195-1
アサオ歯科医院
痛みのない快適な治療とおもてなしの時間を目指しています。
虫歯や歯周病にならないような予防に力を入れています。また、お口の衰えから全身の不調につながらないように口腔機能の管理や訓練も日々行っております。
各種保険診療の他にもセレック、セラミック、インプラント、ホワイトニング、歯周組織再生療法等もおこなっております。
詳しくはお問合せページもしくは電話にてお問合せ下さい。
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